「鬼ころし」の病気について
実際彼女は、最大で3種の病を患っておりました。ところが今では、それも2種に減り、着実に健康の階段を遅くは有りますが駆け上っているところなのです。ここでは「鬼ころし」、彼女の3種の病気について述べ、自分と同じような境遇に置かれている仲間への警鐘と共に、注意点、ポイント、予防と対策をぜひ知ってもらおうという、彼女の心からの願いのページなのです。
まず、彼女が最も苦しんでいる病気、それは「肺炎」でしょう。
肺炎
■原因
●急激な温度変化や不適切な飼育温度・湿度など。
●肺炎を発症する過程で、まず鼻炎の症状が見られることも多く、原因も共通する場合も多い。
●鼻炎の原因の多くは飼育環境が問題となっており、これを改善しないまま鼻炎を放置しておく事で肺炎に移行する事が有る。
●床材として使用しているものが次第に細かく分解して粉塵となり、ゲージ内で舞っているような環境下で飼育していると、この粉塵が気管を経て肺にまで進入し気管支肺炎をおこすことも有る。
●幼体や老齢固体、栄養不良の固体、環境変化の激しい環境下で飼育している個体などは発症しやすい。
■症状
●口をあけて苦しそうに息をする。
●鼻水が出ている。ただし、鼻汁分泌は必ずや肺炎の症状とは言えない。
●「キュウ〜ゥ」 「プシュッ」 「クエッ」等の呼吸音がする。亀の鳴き声と勘違いする飼育者もいるようなので注意が必要。
●自ら冷たい場所に移動して、目を閉じてじっとしている。
●口から泡や粘液などを吐く。
●水生種の場合、水中で傾いて泳ぐ。陸に上がったままじっとしている。
●その他、食欲低下、体重減少など。
■予防と対策
●気温の下がる時期には十分な保温を行う。
●幼体や、購入直後のまだ新しい環境にに慣れていない固体の場合、昼夜の温度差を無理につけない。
●外気温がゲージ内の設定温度以下のときは外へ出さない。
●日光浴をさせているつもりが、逆に亀の体温を冷やしてしまう事も有るので、特に春から初夏にかけては外気温を十分にチェックしてから日光浴を行う。
●鼻水等の症状がみられたら迷わず早めに対処する。
●ゲージ内は常に清潔に保ち、不衛生な環境を作らない。
●水生種の場合、水換えを行うときは必ずゲージの設定温度に調節した水を用いる。
■ポイント
●肺炎は命に関わる病気なので予防が第一。
●亀が衰弱しているときに、代謝を高めると言う目的で頻繁に温浴させる飼育者がいるが、状態によっては病気をさらに悪化させることがあるので、注意する。そもそも、極度に衰弱している固体に対し、普段以上に代謝を高めてしまうと、残っているわずかなエネルギーを短期的に消費してしまう事になりかねない。
●調子を崩しているときの温浴は亀の様子を見ながら行う。陸生の亀の場合は脱水症状を補う程度に考え、決して長時間行わない。
●水生種の亀は温浴をさせる必要が無く、逆に症状を悪化させる危険すらある。
●水生種は水温を適温範囲内に調節する事が大切であり、病気のときに限らず、適温をはるかに超えた高温の湯に亀を入れる事は決して行うべきではない。
| 参考「カメディカ〜亀の家庭医学〜」 小家山 仁 著より 発行:アートヴィレッジ スケイル編集部 発売:(株)レゾナンス 購入先はここではわかるよ。 |
第2の病、「皮下気腫」。これは、非常に亀には珍しい病気らしく、肺に穴が開くという肺炎の2次的な病気。もともと、「鬼ころし」は幼少のころから気管支系が弱く、肺炎をこじらせて無理に肺を酷使したため発症したと思われます。
皮下気腫
しかし、これは先天的な要因が原因の大半を占めており、詳しい説明は割愛させていただくが、症状は
●呼吸をする度に、首の付け根と前足の皮膚が膨らむ。
これは、肺に穴が開き、呼吸の度に肺から空気が漏れることによって膨らむという仕組み。例えば、右前足と首の間が膨らんでいたならば、右の肺の様子がおかしいという事である。肺炎によってただでさえ肺機能が低下している所にさらに、この症状が発症すると、ただでさえ危険な状態が長引き、治りにくくなるので一層の注意が必要である。
だが、皮下気腫は成長と共に徐々に回復していく病気なので、特別な治療法は特に無く薬も必要無い。
第3の病、しかしこれは投薬であっさりと完治。「寄生虫」である。
工事中!!
とりあえずジアルジアって寄生虫です。
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