札所寺院のお参りであげるお経  



■四国八十八ヶ所・四国別格二十霊場のお参りであげるお経 

 四国八十八ヶ所のおまいりで唱えるお経の中で、一般に多く見かけるタイプです。各お寺の
本堂・大師堂で、開経偈⇒般若心経⇒十三佛真言⇒光明真言の順であげます。四国別格二
十霊場もこのタイプに同じです。 

■開経偈(かいきょうげ) 
■懺悔文(ざんげもん)
■般若心経(はんにゃしんぎょう) 
■十三佛真言(じゅうさんぶつしんごん)  3回
■光明真言(こうみょうしんごん) 
■大師宝号(だいしほうごう) 3回
■回向文(えこうもん)  


開経偈      かいきょうげ 



無上甚深微妙法  むじょうじんじんみみょうほう 

  これ以上のものはないほどすぐれたこの仏の教えは

 百千万劫難遭遇  ひゃくせんまんごうなんそうぐう 

  極めて長い期間の中でも出会うことは甚だ困難だが

我今見聞得受持  がこんけんもんとくじゅじ 

  幸せにも今、わたくしはその教えを聞く機会を得た.


願解如来真実義  がんげにょらいしんじつぎ 

  どうかこの真実の教えを体得できるようにと願っている 



「懺悔文」

我昔所造諸悪業。  がしゃく、しょぞう、しょあくごう。
皆由無始貪瞋癡。  かいゆ、むし、とん、じん、ち。
従身口意之所生。 じゅうしん、くい、ししょしょう。
一切我今皆懺悔。 いっさい、がこん、かい、さんげ。 

こんなお経を、あらためて読んでさしあげましょう。 
「大きなうそ」つきのあなたに。 
それは、「懺悔文」(さんげもん)です。 
  

「大きなうそ」 
「小さなうそ」はいいけど(?)「大きなうそ」は、いけません。 

商売、いや経済の大原則です。これは。 
不自然、そう不自然です。 
諸悪業。そう、諸(もろもろ)の悪(あ)しき業(わざ)です。 


般若心経 全文と訳 
 この訳は、故花山勝友氏によるものです。 

般若心経は古くから困ったとき日本人のお守りとして使われてきました。 
あの耳なし芳一も亡霊に連れて行かれるところを、和尚さんが芳一の全身に 
このお経を書いて守ってもらったのでした。(耳にだけ書くのを忘れてしまった) 

般若心経 (三蔵法師玄奘訳)

かんじざいぼさつ
観自在菩薩  (観音菩薩が、)

ぎょうじんはんにゃはらみったじ
行深般若波羅蜜多時  (深遠な知恵を完成するための実践をされている時、)

しょうけんごうんかいくう
照見五蘊皆空   (人間の心身を構成している五つの要素がいずれも本
             質的なものではないと見極めて、)

どいっさいくやく
度一切苦厄  (すべての苦しみを取り除かれたのである。)

しゃりし
舎利子  (そして舎利子に向かい、次のように述べた。舎利子
             よ、)

しきふいくう
色不異空  (形あるものは実体がないことと同じことであり、)

くうふいしき
空不異色  (実体がないからこそ一時的な形あるものとして存在
             するものである。)

しきそくぜくう
色即是空  (したがって、形あるものはそのままで実体なきもの
             であり、)

くうそくぜしき
空即是色  (実体がないことがそのまま形あるものとなっている
             のだ。)

じゅそうぎょうしき
受想行識  (残りの、心の四つの働きの場合も、)

やくぶにょぜ
亦復如是  (まったく同じことなのである。)

しゃりし
舎利子  (舎利子よ、)

ぜしょほうくうそう
是諸法空想  (この世の中のあらゆる存在や現象には、実体がない、
             という性質があるから、)

ふしょうふめつ
不生不滅  (もともと、生じたということもなく、滅したという
             こともなく、)

ふくふじょう
不垢不浄  (よごれたものでもなく、浄らかなものでもなく、)

ふぞうふげん
不増不減  (増えることもなく、減ることもないのである。)

ぜこくうちゅうむしき
是故空中無色  (したがって、実体がないということの中には、形あ
             るものはなく、)

むじゅそうぎょうしき
無受想行識  (感覚も念想も意志も知識もないし、)

むげんにびぜつしんに
無限耳鼻舌身意  (眼・耳・鼻・舌・身体・心といった感覚器官もない
             し、)

むしきしょうこうみそくほう
無色声香味触法  (形・音・香・味・触覚・心の対象、といったそれぞ
             れの器官に対する対象もないし、)

むげんかいないしむいしきかい
無限界乃至無意識界  (それらを受けとめる、眼識から意識までのあらゆる
             分野もないのである。)

むむみょう
無無明  (さらに、悟りに対する無知もないし、)

やくむむみょうじん
亦無無明尽  (無知がなくなることもない、)

ないしむろうし
乃至無老死  (ということからはじまって、ついには老と死もなく)

やくむろうしじん
亦無老死尽  (老と死がなくなることもないことになる。)

むくしゅうめつどう
無苦集滅道  (苦しみも、その原因も、それをなくすことも、そし
             てその方法もない。)

むちやくむとく
無知亦無得  (知ることもなければ、得ることもない。)

いむしょとくこ
以無所得故  (かくて、得ることもないのだから、)

ぼだいさった
菩提薩垂  (悟りを求めている者は、)

えはんにゃはらみった
依般若波羅蜜多  (知恵の完成に住する。)

こしんむけいげ
故心無圭礙  (かくて心には何のさまたげもなく、)

むけいげこむうくふ
無圭礙故無有恐怖  (さまたげがないから恐れがなく、)

おんりいっさいてんどうむそう
遠離一切転倒夢想  (あらゆる誤った考え方から遠く離れているので、)

くきょうねはん
究境涅槃  (永遠にしずかな境地に安住しているのである。)

さんぜしょぶつ
三世諸仏  (過去・現在・未来にわたる”正しく目覚めたものた
            ち”は)

えはんにゃはらみつたこ
依般若波羅蜜多故  (知恵を完成することによっているので、)

とくあのくたらさんみゃくさんぼだい
得阿耨多羅三藐三菩提  (この上なき悟りを得るのである。)

こち
故知  (したがって次のように知るがよい。)

はんにゃはらみった
般若波羅蜜多  (知恵の完成こそが)

ぜだいじんしゅ
是大神呪  (偉大な真言であり、)

ぜだいみょうしゅ
是大明呪  (悟りのための真言であり、)

ぜむじょうしゅ
是無上呪  (この上なき真言であり、)

ぜむとうどうしゅ
是無等等呪  (比較するものがない真言なのである。)

のうじょいっさいく
能除一切苦  (これこそが、あらゆる苦しみを除き、)

しんじつふこ
真実不虚  (真実そのものであって虚妄ではないのである、と。)

こせつはんにゃはらみつたしゅ
故説般若波羅蜜多呪  (そこで最後に、知恵の完成の真言を述べよう。)

そくせつしゅわつ
即説呪曰  (すなわち次のような真言である。)

ぎゃていぎゃていはらぎゃてい
羯帝羯帝波羅羯帝  (往き往きて、彼岸に往き、)

はらそうぎゃてい
波羅僧羯帝  (完全に彼岸に到達した者こそ、)

ぼうじ
菩提  (悟りそのものである。)

そわか
僧莎訶  (めでたし。)

はんにゃしんぎょう
般若心経  (知恵の完成についてのもっとも肝要なものを説ける
             経典。)


十三佛とその真言

不動明王 (36,37,45,54)

のうまくさんまんだ ばざらだん せんだん まかろしゃだ そわたや うんたら たかんまん

釈迦如来 (1,3,9,49,73)
なうまくさんまんだ ぼだなん ばく

文殊菩薩 (34)
おん あらはしゃのう

普賢菩薩  
おん さんまや さとばん

地蔵菩薩 (5,19,20,25,56)
おん かかかび さんまえい そわか

彌勒菩薩 (14)
おん まいたれいや そわか

薬師如来 (6,11,15,17,18,22,23,26,33,34,35,39,40,46,50,51,59,67,74,75,76,77,88)
おんころころ せんだり まとうぎ そわか

観世音菩薩 (69,85,83,87)

おん あろりきゃ そわか

勢至菩薩
おん さんざんさく そわか

阿弥陀如来 (2,7,30,47,53,57,64,68,78)
おん あみりた ていせい からうん

阿閃如来(あしゅく)
おん あきしゅうびや うん

大日如来 (4,28,42,60,61,72)
おん あびらうんけん ばざらだとばん

虚空蔵菩薩 (12,21,24)
のうぼう あきゃしゃ きゃらばや おんあり きゃまり ぼり そわか


光明真言 

           自分自身を精神的、肉体的、霊的に高めていきたい
           本当に豊かで幸せなエネルギーに満ちていたい
           今、つらい思いをしているあの人をサポートしたい
           子供たちに、それぞれの天分を伸ばして欲しい
           ともに人生を歩む、愛する相手と巡り会いたい
           妻や夫とパートナーシップを育てていきたい
           私のライフワークは何だろう
           仕事での目標を達成して成功したい
           今の自分をここまで導いてくださった方々に感謝したい

   光のことば=光明真言は、そういったあなたの思いを強力にサポートする言霊です。 


おん あぼきゃ べいろしゃのう まかぼだら まに はんどま

じんばら はらばりたや うん


 自分のために、毎朝あるいはいつでも、7回唱えてください。 
 そして気になる人のために、その人を想いうかべて7回唱えてください。 
 いつでもどこでも、ふと何か感じた時に使ってください。

 光のことば= 光明真言は、宇宙そのものである大日如来のマントラで、唱えていると自分の
内側に高次の愛の光の波動が生まれてきます。そして自分自身がそういったプラスのエネル
ギーに満たされると、光は自然にあふれ出し、なんの見返りも求めずにまわりの人にプラスの
エネルギーをプレゼントできるようになります。
 こうして幸せなエネルギーは伝染してゆきます。
 どうぞこの光のことばを唱えてみてください。
 そして何かを感じたら、この光のことばをあなたの大切な人に伝えてあげてください。
▼ 
大師御宝号(だいしごほうごう)

南無大師遍照金剛  なむだいし へんじょうこんごう

「遍照金剛」とは弘法大師が唐の国へ留学した時に、恵果和尚からいただいた称号
で「南無」とは、「あゝ」と感嘆する言葉であって、それをつずければ、(あゝありが
たや弘法大師様)という意味になる。 よって、これを唱えることは、すなわちお大師
さまに、おすがりすることになる。お遍路はこれを唱えながら札所を巡わるのである。


回向文(えこうもん)

願わくは、この功徳を以って、あまねく一切に及ぼし、我らと衆生と皆ともに、仏道を成ぜん

 回向とは自分の行なった良い行ない(善根)の功徳を他の人々にめぐらし、分かち与えること
をいいます。仏事では読経の終りに回向文を読みますが、これによって経典の功徳を故人に
振り向け、その力よって故人を弔う(追善供養)働きをします。
 また単に故人だけでなく、すべての生き物に及ぼすという回向(普回向)もあります。



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