
リバイバル急行「佐渡」。03年6月21日、高崎線本庄―岡部
1963年、新性能急行形電車の元祖153系をベースに、耐寒・耐雪構造にし、勾配に強くするためモーターの出力を上げ、また最低3両で編成が組めるようにするなどの改良を加えて設計・製造された旧国鉄の急行形電車が165系です。デビューは上野と新潟を結ぶ急行「佐渡」でした。直流・電化路線なら走行線区を選ばなかった165系は、上越・中央線などはもとより、東海道・山陽線でも153系を置き換えるなど各地の急行列車で活躍しました。しかし、80年代に入り、特急が幅を利かせるようになると急行列車そのものが減少し、153系は全滅、165系も淘汰が始まりました。しかし、短い3両での運行が可能で、勾配や積雪のある路線に強い165系は地方のローカル普通列車としても最近まで重宝されましたが、90年代半ばには老朽化のため新車への置き換えがはじまり、2003年、デビューから40年が経ち、遂にJRから現役を退くことになりました。
ここでは、1968年デビューの、信越線碓氷峠越え(補助機関車EF63協調)対応車169系、1965年デビューの修学旅行用167系とともに、165系の晩年の活躍を中心に、その姿を永久に残していきます。
多くの貴重な写真を提供いただいたT−railさんのHPの165系特集ページはこちらです(T−railさんのご希望により直リンクです)。
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