
03年3月16日、当サイト管理人唐坂みかんが主催したバスツアーについての報告です。
03年初頭、モノコック車の宝庫として知られたしずてつジャストラインにも新車が大量に投入され、静岡市内のモノコック車は風前の灯となってしまいました。そんな中で、私唐坂みかんが個人的に思いいれの深い鳥坂営業所所属の“ブルドッグ”K−MP118Kを使ったバスツアーを実行することを思い立ったのですが、しずてつジャストラインの関係者の皆様とツアー参加をお申し出下さった皆様のお陰で、無事実現することが出来ましたことに、まず感謝を申し上げたいと思います。
今回の使用車両は、ジャストラインの方との協議の結果4月には廃車となる19−04号車になりました。
そして、ツアー当日の3月16日、集合場所の静岡駅南口に、10時半頃バスが到着。お二人の運転士さんと簡単な打ち合わせを済ませ、参加予定の皆様にもお集まりいただき、定刻通り“ブルドッグ”は発車しました。発車してすぐ、主催者挨拶と“乗車券”の販売をさせていただきましたが、慣れない事で、車内でコケまくるなどボロ出しまくりの主催者でした(^^; そして、参加者の方の自己紹介もしながら、まずは焼津(営)へと向かったのでした。途中、最初で最後となる新日本坂トンネルを抜けていくことが出来ました。
鳥坂営業所19―04号車



観光車と並んで休むブル。焼津(営)
焼津に多く在籍する二つ目RJ172と。焼津(営)
U−MP618Pワンロマターボ車。焼津(営)
焼津(営)では、静岡市内の唐瀬(営)から多く移籍した2灯の日野RJや、数少ないワンロマ車などを撮影させて頂きました。焼津の中型車は市の自主運行バスに多く使われているようです。古い車庫にカメラを向けている方もいらっしゃいました。
そして、焼津を後にした我々は、次の目的地藤枝(営)へ向かいました。当初の目的にはなかった藤枝(営)ですが、今回三菱の中型車が廃車になる、ということで、その前に撮影すべく、急遽目的地に追加していただきました(^^; ジャストラインでは「マイクロ」と呼ばれている三菱中型は何台か停まっており、すぐに皆さん思い思いの構図で撮影されていました。そして、ちょうど撮影中、藤枝(営)で唯一のラッピング車が営業所に帰還し、思わぬ収穫となりました。このラッピング車は藤枝(営)の最新鋭ノンステ車エルガのうちの1台です。

三菱MM116。藤枝(営)

こちらはMK116。ともに「マイクロ」の仲間。

藤枝の最新鋭エルガとの出会い。

偶然撮影できた「わかふじ国体」ラッピング車。藤枝(営)
藤枝を出たバスは、再び静岡市内へと引き返します。その途中、「道の駅おかべ」にて10分ほど休憩です。路線バスが道の駅に停まるというのは大変珍しい出来事であり、19―04にとっても最初で最後だったかもしれません。

道の駅おかべにて。
その後、静岡市内で渋滞にはまってしまいましたが、何とか切り抜け、静岡駅前からは19―04号車が何度も辿った路線である「竜爪山線」(瀬名川経由則沢行)を再現しての走行です。この路線は静岡の市街地から竜爪山(りゅうそうざん)の麓にある瀬名新田のバスターミナルを経由して山中の則沢へ向かう路線です。途中からあいにくの天気になってしまいましたが、しかし、雨に煙る深い森には独特の風情があり、晴天よりも良いロケーションとなったかもしれません。
終点の則沢では、普段乗客を乗せては入らないバス転回場にそのまま乗り入れることが出来ました。停留所のさらに奥にある、転回場ではミニ撮影会も行うことが出来、山道に佇むブルの撮影を堪能できました。


山道を登りつめて・・・・。
則沢転回場で佇むブル。
そして私達は、山を下ってすぐの所にある鳥坂(営)にお邪魔しました。ここは前述の通り19−04の所属営業所であり、お二人の運転士さんもここにお勤めです。ここでは、営業所のご好意でブル3台並びが実現しました。そして、ラッピング作業見学や美術館バス(日野RJ特別塗装)撮影などもでき、雨の中充実したひとときでした。そして、営業所の方にシャッターを押して頂いての記念撮影を終えた私達は清水へ向かいました。


ブル3台並び! 4月以降は20−06〜08のみが活躍する。鳥坂(営)
ラッピング作業も見せていただきました。鳥坂(営)

美術館バス。鳥坂で唯一のRJと思われる。
もうすぐその地名が消える運命にある清水市内に入ると、まず西久保(営)を訪れました。すでに暗くなっていましたが、ここでは静岡市内からは全滅したいすゞCJMを撮影。川崎ボディと富士重工3Eの両方が在籍しています。そして、今年の年号と同じ三菱ボディのブル20−03号車も見ることが出来ました。ちなみに、ツアーに使った19―04は呉羽ボディです。
そして、西久保営業所を出た私達は最後の目的地、折戸車庫に向かいました。到着する頃にはすでに真っ暗でしたが、ここで参加者の方のご希望で非常口からの飛び降り体験ができました。疑似体験とは言え、ベルの鳴り響く車内には緊張感が漂いました。
折戸車庫には、鳥坂や小鹿などの営業所で廃車になったモノコックが留置されており、水銀灯に照らされて寂しい光景でした。

全員無事脱出できました(笑) 折戸車庫。


ブル2003号と川崎CJM。西久保(営)
数少なくなった3E。西久保(営)

今回、集合と記念撮影で活躍したプラカード。しかし、バックに写っているバスは一体・・・・(^^;)
そして、充実したツアーもいよいよ終わりです。最後は、美和大谷線のルートの一部を辿って静岡駅に向かいましたが、ここで、運転士さんから思いがけない記念品が全員に配られました。しずてつジャストライン様、ありがとうございますm(_
_)m 私からも、ささやかな記念品を皆様に感謝をこめて・・・・。
そして、19時ごろバスは静岡駅北口に到着しました。ここでツアーは終了です。運転士の方と手を振り合いながら、バスは走り去っていき、参加者の皆様も楽しい思い出と共に、家路に着かれました。
今回のツアーに関して、多大なご協力を頂いた運転士さんや各営業所の方々と、ツアーを盛り上げてくださった参加者の皆様には、重ねて御礼申し上げます。それから・・・・20年以上走り続け、最後に素晴らしい思い出をプレゼントしてくれたブル19―04号車にも・・・・。
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