<大阪プロレス>2003年1月5日
和泉市民体育館 観衆:858人


「大阪プロレス物<ストーリー>語」#16
 この冬一番の寒さと思われるほど寒いというので上も下もたくさん着込んで行った。すきま風が入ってくるので、じっとしていると寒い中での観戦であったが、どの試合も白熱したので、その熱気で寒さを忘れた。
○S・デメキン(6分44秒フィッシャーマンズ・スプラッシュ→片エビ固め)●福田ユタカ
 デメキンと福田が基本技から大技へと、スピード豊かな展開を見せるも、デメキンの地力が上回った。福田ユタカは、2003年は先輩越えをどんどん実現させるために一つの技に重みをつけて受けの強さを身につけていってもらいたい。
「本物のタイガース決定戦」30分1本勝負
●タイガースマスク(14分46秒暗闇脳天→片エビ固め)○ブラック・タイガース
 本物のタイガース対決!!タイガースマスクのこの試合にかける意気込みは相当なものがあったことが伝わってきた。お互いにゆずらぬ好勝負となり思わぬ長期戦となった。後半タイガースマスクの大技が次々と決まるも3カウントが奪えず、最後はブラックタイガースの得意技である暗闇脳天が炸裂。
 悔しがるタイガースマスクがマイクを持って何を言うかと注目したら「明けましておめでとうございます。」・・・、会場には大受けであった。
●高井憲悟(8分30秒ラストライド→体固め)○“ビッグボス”MA−G−MA
 MA−G−MAに体格で真っ向から勝負できるのは高井しかいない。いつも以上にシャーシャーと気合いを入れながらMA−G−MAに正面からぶつかっていった。最後は高井の体がバウンドする強烈なラストライドで決着。
村浜武洋&●BK・キッド(10分10秒ラリアット→片エビ固め)ツバサ&○Bバファロー
 会場を広く使い連携もさえ渡ったインフィニティが余裕の勝利。そして、バファローがマイクアピールをしているところにライガーのテーマが鳴り響き、スーツ姿で獣神サンダー・ライガーが登場した。マイクで「村浜選手と組んで、大阪城でベルトは頂く!」。
 ブラック・バファローが、「あんたとはひと悶着あった。あれから色々考えた。確かにレスラーはハートが大事。俺たちが小さな事を言っていた事は認めよう。しかし、ハートだって、俺たちが本当は一番熱いんだよ!!」と叫ぶと、ライガーの顔面に強烈な張り手からラリアットでなぎ倒した。ツバサもドロップキックでライガーを攻撃すると二人でがライガーのマスクを剥ぎとってしまった。
 ライガーが退場した後、改めてブラック・バファローが大阪城での防衛を力強く宣言した。
○ミラクルマン&くいしんぼう仮面(12分11秒ミラクルツイスター→片エビ固め) えべっさん&●トルトゥガー
 この4人なら安心して笑って試合を見れる、激しい試合が続く中でホッとできる瞬間。トルトゥガーがくいえべの長い入場の間、ほかほかカイロを体にあてていた^^
 えべっさんは心なしか正月の連戦のせいか飲み過ぎのせいか、ちょっとお疲れ気味のように見えた。 
スペシャル・タッグマッチ60分1本勝負
○S・デルフィン&TAKAみちのく(14分15秒大阪臨海アッパー→片エビ固め)Gamma&●大王QUALLT
 久々の結成となったデルフィン&TAKAみちのく、対するGamma&QUALLTもこの日限りのチーム再結成であった。先手を取り試合を優位に進めたのはGamma&QUALLTの方で、次々と合体攻撃を繰り出しTAKAみちのくを攻める。特にGammaはTAKAみちのくに対して相当意識しているようで、視線の先には常にTAKAみちのくがあり、顔面へのキックなど激しい攻撃を仕掛けていった。
 デルフィンの好フォローが光り最後は臨海アッパーにQUALLTが沈んだ。相手の攻撃を受けきった上でスピードとキレのある攻撃で会場からオー!という声を出させたTAKAみちのくをまた好きになった。
 試合後、TAKAみちのくとGammaが壮絶なマイク合戦。TAKAみちのくの挑発を受け流すそぶりを見せたGammaも最後にはシングルを了承し、大阪城ホール大会での一騎討ちがここに決定した。
 一方、QUALLTは終始おとなしくて目立たない。大阪城ホールでのQUALLTの相手は誰になるのか?
 昨日、東京ドームの試合が終わったばかりのライガーの登場には驚いたが、2/1大阪城ホールに向けてそれぞれの思惑がからみ、マイク合戦も楽しめた一日であった。



BACK<観戦記>  HOME<プロレスランド>